ども、毎度御馴染みへっぽこ文士はね~~です、今回はそこそこ開かずに日記更新できたよ!(普通です)
さてさて、ようやくこのブログの編集の仕方も画像やハイパーリンクの張り方も問題なくやれるようになり(遅っ!)堂々とのっけから小崎さんのリグルん画像を張ってみたりしていますが、これには理由があります。
リグルファンの多くは恐らく既に知ってるかと思うのですが、普段からお世話になりっぱなしの小崎さんが総編集をして、リグルのリグルによるリグルファンのための合同誌。
『月刊ナイトバグ』というのが始まり、先月創刊号が刊行されたのでした~。
合同誌と言っても本になる訳ではないので、無料でDLして読めます。そして中身は創刊号からして『これが只で良いのかしらん?』と思える神クオリティの数々。興味がある人はぜひ読んでみて下さいっ。三日後には第2号も刊行されますので、合わせて読むと頭の中がゴキリグルで一杯になれますw
(ちなみに私も書いてまーす。 反応があんまし無いんで、読んだ人はコメントくれると嬉しかったり(笑)もう堂々とオリキャラ出してストーリー展開させてますけどね(汗)
さて。では本日の本題。少し前にリグルスレで調子に乗って、他人のフリして『リグル異』の感想を長文で書きまくるという空気読めないアホな事をやらかしちゃったんで(海より深く反省してきました、マジごめんなさい)
長文感想は自分のサイトでやれよ!
という当たり前の事に今更ながら気がついたんで(⑨)創刊号の感想を目についた絵・並びに全ての小説に書いてみましたー。
無論あくまで単なる私感なんで『はいはいわろすわろす』程度の感じで読んでくれれば良いんですが、この感想で『月刊ナイトバグか……ちょっと見てみようかな』って思う人が増えれば嬉しいです。
■一枚絵コーナー
やはり一押しはあそかさんの地上の彗星っ。
いや、自由な生き方をする妖怪としてのリグルの天真さと無邪気な子供っぽい可愛さがこれでもかってくらい表現されていて、凄く可愛いなーって思ったからですよ? 決して「うはww これアングル変えたら18禁www」とか思ったわけではナイデスヨ?(ぉ)
『風が攫うズボン~ 砂の中のパンツ~ みんなどこへ行った~♪』(元からはいてませんw)
そして涼音 奏さんのミスリグ。
少年のような得意げな笑みを浮かべるリグルとヒロインしてるみすちーに、背景にある光のハイライトの美しさの構図がとてもよく決まってると思います。
ひええひええ言ってる印象しかないリグルですが、こうしてみると実にかわ格好いい。流石は男の子っ!(違いますw)
でも、この蝶ってなんかゆゆ様の反魂蝶に見えなくもないです。そっか、追われてるみすちーを助けるべくリグルがゆゆ様の前に立ちはだかったんですね……。
『私がいる限りミスティアは指一本食べさせないよ!』って(死亡フラグw)
しゃき・しゃきさんのほわんとしたリグルも良いですね。
絵から溢れんばかりのリグル愛が、こう……凄く伝わってくるのですよ、じわーっと。それも純粋で曇りの無い愛情がっ。大丈夫、届きましたともっ。例えGでも構わず愛してあげてください、ぜひ心からっw
んで、fさんのこれは……リグルとヤマメさんかな(自信ないw)
びっくりする程にデッサンが綺麗。白黒絵なのが惜しまれるー!
しかし……すいません、この絵見てるうちに凄まじくえろいシチュを妄想したんですが、あまりにえろ過ぎて書けません(ぉ)
そして最後に小崎さんの惜しい子供の日。
いやいや、これは5月6日くらいでしょう。かなり良い線行ってますよ(何が?w)
でもここで小崎さんに残念なお知らせがあります。
『悲しいけど端午の節句って男の子へのお祝いなのよね!』(By スレ●ガーさん)
むしろ、だがそれが良いという人も居る気がするけどw
■漫画コーナー
どうしても見てしまう。この人のリグル漫画は何故か見てしまう。どうしてだろう。えも言われぬ魅力がある。
そんな訳で、一押しはのーとさんです。きゅるんw
今回は見ててこー、なんというか……背中が痒くなったのですが、それもまたw 可愛かったですよ、キモイなんてとんでもないw 何だかんだでのーとさんの漫画、昔から見てますw
>「あっ田代ry」
あるあるあるwww ただ私がこの漫画で一番可愛いと思ったのはやっぱり、最後のコマの羽を閉じてふよふよ進むりぐるんでした(笑)
そして驚いたのが羅外さん。見てびっくり。「あー! この人、pixivのー!!」って叫んでしまいましたw
惜しい! 二人だけの新居でラブラブモードのイメージ図があれば完璧でしたっ!
リグル×幽香って良いよねw
んで雪まんじゅうさんのSTW。
漫画連載とは何と男前な! 次号で終わったら大変ですよ?(お前が言うなw)
リグル頑張れ、超頑張れ。大丈夫「わたしを食べて」って言う位の精神でぶつかっていけば、きっと友達になれるよっ! ……ひょっとしたら一つになるかもだけど(食欲的な意味で)
■SS(自分が文士って事もあるので、こちらはそれぞれに一通り簡単な感想をー)
・冒険者なヒトたち/ハンダゴテさん
最初の1ページを見た時は「こ、これはどこの幻想郷だ!?」とか思いましたがw
でもアドベントチルノの世界観を知ってる人ならば、スコンと頭をスライドさせればサクサク読めるファンタジーテイスト風な小話ー。
各々のキャラクターを表現できていて、ストレスなく面白く読める力作だと思います。大ちゃんが素で何も変わってないのは不憫すぎw
アドバイスとしては、改行をコマめに使うともうちょい読みやすくなると思います。後は複数人が固まって話す時は誰が誰なのか、今のままでもちょっと考えればすぐ分かりますが、分かり易く表現する工夫をするとなお良し。どうでも良いけどブラックリリー萌えw
後は、オリジナルの世界観を表現する場合、もうちょっとページを使って基盤を整えてもいい気がしますね。折角ノリとテンポが悪く無いのですから、夜雀亭の愉快な仲間達が所狭しとすき放題飛び跳ねても問題ないくらい、設定を練りこんで見ても良いと思いますよ。
ただ説明しすぎるとくどくなっちゃうので、そこはお気をつけてっ。
……あれ、リグルの影が薄いな(苦笑)
・リグルのいる季節/夏樹 真さん
パッと見て思ったことは「ああ、自分には絶対書けないタイプの文士さんだー」でした。情景描写が緻密で良いなぁ……羨ましいw
こういうのをパパッと書ける人がいるのを見ると、ちょっとどんよりします。パルいパルい。ほのぼのですっと入ってすっと終わる、そんな感じの綺麗で上手なお話なのですが、作者さん自身が仰ってる通りストーリーの起伏が薄く、割とあっさり味で進んで行くので、中盤でもう一つ山をつけると良かったかなと。
自分ならどうするかなぁ……やっぱり、虫たちと会えるリグルの嬉しさを全身一杯で表現するかな。リグルの気持ちに最初のうち魔理沙がピンと来ない中、虫姫としてのリグルの冬の間の寂しさと春先の嬉しさをもっと表現して、第三者から見たリグルの姿を人間である魔理沙がどう思うか……って描くと、ストーリーの芯が一本通せるかと思います(あくまで自分の趣味だけどw)
ほのぼの風味の作品は、ともすると起伏が薄いままで終わり易い罠があります。そこにだけ気をつければ、さらに素敵な物語があなたなら作れると思いました。
ある程度まで実力がつくと、長編よりも短編の方が難しいんですよっ(微笑)
次回作期待してます、ふぁいとー(リグル愛、ちゃんと伝わりましたよっ。そこは胸張って良いです!)
・リグルと魔理沙/MALさん
そこまで接点があるかと問われれば微妙なはずなのですが、何故か連発するリグルと魔理沙の組み合わせ。不思議不思議w 『涼しくして欲しいなら有無を言わさずチルノを抱きしめれば良いんだよ』とか考えるどこぞの変態作者はさておくとしてー。
創刊号の時期が4月ですからそれに併せて4月バカネタを持ってきた着眼点は良いと思うのですが、ちょーっとシチュエーション先行で進みすぎましたかね。見直す時間がもう少しあれば良かったのですが、内容の割には流れがさらーっと進んでくれなかったので。
後はキャラクターははっちゃけてるんですが、描写は結構緻密に書こうとしてるのがアンバランスさを感じます。もっとこう、なんていうか……勢いで「やったれー! それー!!」みたいな感じでも良かったかなとかw
ありがちっちゃありがちですが、チルノ先導でリグル一人称の悪戯祭りとか? 主人公が正直なところ魔理沙に見えたので(苦笑)
でもオチで引っくり返すのは良く効いてたと思います。オチまでストーリーを支えきれてるかどうか微妙なのが残念。
あ、余談ですが魔理沙の会話描写について。もうちょい魔理沙は傍若無人だと思いますよw
・五月病ってこわいよねー/宵闇雪花さん
にゃう~ん(汗)
えーと。えーと。えーと。
……うわん、コメントに困る(汗)そうだ、困ったときはリグルに代わりに語ってもらおう!
リグル「うわ、逃げたよ! ……代わりに語れって、何言えば良いのさ」
レティ「ほら、偉い人も言ってるでしょ? 考えるな感じるんだって。感じたままに言えば良いのよ」
リグル「感じたままねぇ。えーと、そうだなぁ。ほとんど会話ばかりだったから、誰が誰か良く分かんなくなった……とか?」
レティ「ふんふん」
リグル「多分笑わせようとしてるとは思うんだけど、これどこで笑えば良いのかなぁ……とか」
レティ「ふむふむ」
リグル「後はキャラ違うよね、かなり。そういや、これ主人公って誰なんだろ? ……って、こんなんで良いのかな」
レティ「ええ大丈夫大丈夫。作者さんがリグルのコメントでざっくり傷つくだけだから」
リグル「ちょっとぉおおおおおお! 悪いの私、私なの!? 感じたままに言えっていったのそっちでしょ!」
……最初はみんなこんな感じです。つーか8年前の私は、もっと酷かったよな(汗)作者さん頑張ってっ(こそこそ)
・酒飲めば縁生まれる/夢宮さん
前々からぜひとも誰かやって欲しいと私が切実に思ってた、虫達の死をテーマにしたシリアスストーリー。
個人的にはもっと長編で読みたかった! 短編で描くには尺がしんどい気がします。妹紅や慧音と言った、本来リグルとの接点があるとは考えられていないキャラをストーリーの主軸に据えている事から考えても、話に深みを出すには最低限の文章量が必要です。
いやまあ、世の中には〆切ってゆー最強の敵がいるのは知ってんですけど(苦笑)
話そのものは、何が書きたいか良く分かりますし間違いなくリグルを中心に進んでいるのですが、一番思ったのは、なんでリグルは毎年『慧音』の家に行くの? って事ですね。その理由が書かれて無い。
妹紅と会わせたかったのは分かりますし、不老不死と儚さの対比は凄くコントラストが効いてるとは思うのですが。リグルの一人ぼっちな孤独感、寂しさは良く伝わってきました。それ単体でこの作品の評価を一定ラインまで高められるほど。
だからこそ、作りこみの甘さが残念。凄く残念。今回の話の中で一番勿体無いと思ったくらい。リグルの悲しみをもっと見せて欲しかった。
このテーマならば、破壊力は出そうと思えば数十倍、数百倍まで高められるはずなんです。できればそのラインまで挑戦して欲しかったです。
一番突っ込みがきついとは思いますが、それは私の期待度と比例します。次の話を待っています。
・花咲きすぎた季節のリグル/壁々さん
えーと。……ごめんリグルもう一回……えぇ、もう嫌だって? 恨まれるのは自分だけにしろ?
はぅあ(汗)
先ほどの話に比べれば大分良いのです。キャラクターの特徴は掴んでますし、テンポも悪い訳ではありません。が、やっぱし初心者さんなんだなと言うのがパッと見てすぐ分かっちゃいますね(汗)
複数人で台詞を延々と30行くらい続けるのは、あんまりやらない方が良いのですよ。誰が誰かわかんなくなるのでー。
そして後ろの方に、説明とばかりに物語の根幹をザーッと流してしまってるので……うう。花映塚をバックボーンにしたリグルってのは私も全く考えない内容だったので、これは着眼的には抜けて「あっ!!」って驚かされたものでした。だからこそ、可能ならリグル一人称でストーリーを追って欲しかったというのが本音です。
起承転結と物語の芯を意識しましょう。そうすれば殻を破れるはずです。
……むぅ。でもこれ元にして、自分で書いてみよっかな(マテ)
以上、創刊号の感想でしたー。6月号も素敵なリグルが見られるのを期待していますっ!! 小崎さんも死なない程度に頑張ってくださいw
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