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はね~~のポンコツダイアリー
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 ポニョポニョポニョさかなのポニョ~♪
 …………すいません、私の頭の中がポニョポニョです。主に悪い意味で(涙)
 千と千尋と言い、ゲド戦記と言い、どーして! どうして私が公開してすぐ見に行くと、ジブリ映画は必ず大ハズレなんでしょうか……(泣)
 以下、ポニョのレビューです。ネタバレが嫌な方は読むのをやめましょう。また『ジブリアニメは世界一であり、素晴らしいと言うコメント以外は認めない』って方にもお薦めできませんので、あしからず(ぉ)

<簡単なあらすじ>
 物語としては、海の底で人間を辞めて魔法使いとなっているフジモトという男がいるのですが、フジモトの娘である金魚(だと思う)のポニョが父の目を盗んで、クラゲに乗って人の世界までやって来た所、主人公である5歳の男の子宗介と出会います。
 ビンに嵌って出られない状態を助けて貰い、そこで主人公と触れ合う事になるのですが、宗介が何気なく言った『ぼくが守ってあげるから』と話した直後、父親のフジモトが海の底から娘を魔法で連れ帰ってしまいました。
 けれど、宗介の言葉を本気にし、名前までつけて貰ったポニョは『人間になりたい! そーすけ好き!』と、今度は父親の魔法を盗み出して、再度人の世界に戻ってきます。しかも今度は女の子の姿になって。
(ただその際に色々と危険な力を使ったせいか、陸の上は超巨大台風と大津波で水浸しになり酷い事になってますが~)
 ポニョをこのまま放置して良い物かどうか悩む父フジモトですが、ふと気がつくとポニョが滅茶苦茶すき放題に魔法を使ったせいで月が大接近。このままじゃ世界の均衡が崩れて、滅びてしまう(などと、凄く説明的な台詞で語ってくれます)事態に母親登場。ポニョの全てを宗介が受け入れてくれれば、人間なるという魔法を使おうと提案。 ※この魔法の内容ですが、よーするに人魚姫もどきです。

 最後は宗介君がポニョの全てを受け入れると宣言し、ポニョが人間になった所でおしまい。
 ……あー、すげー疲れた……簡単に説明するだけでこんなに疲れるってどーゆーんだろ……(汗)


■突っ込みその1  主人公宗介と母親の関係

 えーとですね。クレヨンしんちゃんでもあった事ですが、主人公である5歳の男の子、宗介君ですけど。全編通じて母親の事を『リサ』父親を『耕一』と、思いっきり呼び捨てです。
 そして恐ろしい事に、母親のリサ、それに対して怒る事も叱る事も全くしません。友達の延長線上みたいな親子関係。
 のっけから、眩暈がしました(汗)この家族に対する好感度激烈ダウン。しかし事態の悪化はまだまだ止まりません。
 保育園から帰る際に、ソフトクリームを買ってあげて車の中で舐めているシーンがあるのですが……そこは良いんです。一口ちょうだーいと言って、やたら多くリサが食べるシーンもありましたが、それもまあ良いです。
 車の運転中にも関わらず思いっきり脇見をして後ろを向き、危うくガードレールに激突しそうになるのを蛇行運転を繰り返しながら走っていくのは、流石に母親としても人としても、看過できないと思うのは私だけでは無いはず(汗汗汗)

※ルパンのような漫画的表現の一環……とはみなせませんでした。映画館で周囲の大人が笑って見ていた事に、背筋が薄ら寒くなったほどです。だって子供乗ってるんだよ! パチンコで夢中になって子供放置するのと同レベルな位に危ないでしょ!?(汗)

 そしてトドメは、大雨の最中自宅へ帰ろうとするのですが中途で『大津波で危険だから今日は通行禁止、危ないから引きかえして!』と言われるのですけど。
 この母親は何を思ったか、大津波が次々と押し寄せて来るのに、静止を無視して車で突っ切ります(ぉ)実際の映像で見せられないのが残念ですが……漫画じゃなかったら確実に、波に攫われて死ぬような状況にも関わらず、後ろに宗介を乗せて(汗)

 という訳で、事ほどさように、見てて疲れる親子です。


■ポニョ

 ……最近のジブリアニメは全般に言える事なのですが……(ゲド戦記は除く)
 ヒロインが可愛くありません(汗)千尋も可愛くなかったですが、ポニョはさらにその下を行ってます。
 いえね。そりゃあ私は、子供は好きですよ? 火垂るの墓の節子の死のシーンから終わりまで、初見では何十分も涙が止まらなかった位でしたから。
 だけど……ごめんなさい、ポニョが可愛くない(汗)後半人間の女の子として戻ってきた時は可愛い顔はしてるのですが、ちょくちょく魚の姿に戻りますし(汗)

 後はまあ……人外のキャラが人間になるってお話、私はあまり好きじゃないんです。何故かって、人になるって事はそれまでの自分の人物関係や背景を全て投げ捨てる訳で。
 それをしてまで人になりたい、って思うのが描かれていれば良いんですが、残念ながら私が満足行くレベルで描写してくれてる話は、非常に稀なのです。
 で。このポニョですが。子供の純粋な心で『おかの方が楽しい。そーすけ好き(幼児の『好き』的な思考丸出し)だから人間になりたい!』って……おいおい(汗)
 事の善悪も定まらないような感じなのに、戻り道も無いような選択を安易に決めさせちゃダメでしょ……お願いだから誰か止めようぜ……。
 後は……宗介の母親に聞きたいんだけど。ラストでポニョ、完全に人間になっちゃったけれど、安易に自分の子供でも無い女の子、しかも元は魚の子を引き取って、自分で育てるつもりなの? お父さんには何て説明するのさ? 仮に事情を話して信じて貰えたとして、それで増えた食い扶持を養っていけるの? 自分の子でも無いのにちゃんと愛せる?
 それどころか、ポニョは普通に大きくなったら宗介と結婚するとか言い出すよ、これ絶対。どーすんのよ?

 とか何とかかんとか……。
 すいません、絵本のストーリーにマジレスしてるような気分です(汗)

■魔法や天変地異に対する周囲の反応

 私が一番気になったのはこれ。
 街が冠水するとかは、まあ良いとしても。魔法を使う人間が出て目の前で魔法を使ったり、古生代の生き物がガンガン出てきたり、宗介が子供だけで船に乗って母親を探しに行こうとしてたりしてるのに。
 誰も何も突っ込みをいれません(汗)慌ててる人間さえ一人もいません(汗汗汗)冠水した街の中で優雅にボートの上に乗ってる親子連れとかもいる始末です(汗)
 ポニョが魚から人の姿に変わるのを見たリサでさえ、全く驚きもしませんでした。僅か1秒で順応(ぉ)
「ちょ、ありえないでしょ!? 目を剥いて驚くとかしようよ! あれは何なんだ、何が起こってるんだ、とかリアクションしてよ! こんな状況になったら普通にパニックになっても全然おかしくないし!」
 と思いながら周囲を見渡すと、何故か普通に楽しんでる周りのお客さん。
「え゛。私がおかしいの? 気になってる私の方がおかしいのか!?」
 と自問自答して頭を抱えてました。
 足が悪くて自分じゃ歩けなかったはずの養老院の婆ちゃん達も、海の底から出てきた時は何の力か分かりませんが、さっそうと自分の足で元気良く歩いてましたし(理由不明)


■ストーリー的な穴が多すぎる

 簡単に列挙して行きますと。

一、大嵐と高波の中にも関わらず危険を冒してまで家に帰ろうとしたリサ。ですが、そこまで危険を冒す理由が全く分かりません。つーか、普通あんな中を車で帰ろうとしたら流されて死にます(汗)

二、宗介とポニョがトンネルを潜ろうとした時に、ポニョが『何だか嫌な感じ……』と呟いてました。が、何の説明もなくストーリー進行。何でー!?

三、沈んだ養老院の中で、婆ちゃんが「こんな事なら早く死ねばよかったわねー」とか、すげー意味深な台詞を言ってるんですが。終了まで見事に完全スルーでしたけど、あれ……キャッチ無しですか……!?(汗)

 とまあ、こんな感じ。ついでに言うと、霊的関係がどーたらだの、材料が云たらだのと、魔法使いの親父さんは怪しげな専門用語を大量に並べてくれましたがどれも見事に、何の説明もなく終了。回収されない伏線ほど邪魔なものはありません(汗)
 これらの未回収部分は上手く描くと『物語解釈の幅』として見た人間の思考を広げ、色々と想像する翼となるのですが。……ポニョの場合は、無理(ぉ)想像したいと思えないんです、てきとー過ぎて(汗) 
 ああそうそう。最後のシーン、せめて宗介が自分からやって欲しかったです。自分からやったからと言って評価が上がる訳じゃないけど……幾らなんでも、あれは無いでしょ!

■総評

 5歳の子供でも楽しめるよう理解できるようにした、と宮崎駿は言ってましたが、それは正確な表現ではありません。この崖の上のポニョを正確に評するならば

『完全子供向けアニメ 対象年齢12歳以下』

 と書くべきでした。あくまで私の主観ですが、これは20歳を超えた大人が最後まで楽しんで見れる代物ではありません。私の評価は『とても良く動く児童絵本』です。うう……札幌狸小路の東邦シネマは高いんだぞぉ! 1800円返せぇ……しくしくしく(泣)

追記

『未来少年コナン』
『ルパン三世~カリオストロの城』
『風の谷のナウシカ』
『となりのトトロ』
『天空の城ラピュタ』
『魔女の宅急便』
『火垂るの墓』
『紅の豚』
『耳をすませば』

 ……この9作品を、私はどれだけ見たことでしょうか。
 いずれも私の心に今も残る名作です。
「スタジオジブリは世界に誇る最高峰のアニメクリエイター集団である」
 そう信じて疑わなかった時代が、私にも確かにありました。
 ああ……お願いだから戻ってきて……古き良き時代のジブリ…………(泣)

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